昨日は入善町議会9月定例会の最終日でした。
今議会は私たちにとって任期最後の議会であり、全体的に議案は少なかったものの、しっかりとした議論ができて良い議会だったと思っています。
特に、私は会派を代表して質問をさせていただき、役場新庁舎や跡地利用、婚活事業、ケーブルテレビのFTTH化など、今後の入善町にとって重要な施策について質問ができました。そしてその時の質問については、今日の北日本新聞内の「論戦を振り返って」でもとりあげていただきました。
まちづくりの様々な施策をしていく中で、私は「町民が無関心」であることが一番恐ろしいことだと思っています。少しでも多くの町民にこの町について興味関心を持ってもらうことが、郷土愛につながり、この地域の活性化につながっていくものと私は考えます。現に私は大学を卒業後、この町に帰ってきましたが、当初はまちづくりについても「オレニハ、カンケイナイ」、地区の行事ごとも「デキルカギリ、イキタクナイ」と思っていました。しかし、商工会青年部や青年会議所の活動を通して、この町が好きになり、人任せではなく自分がこの町を何とかしなければいけないと思うようになりました。
当町は人口減少・少子高齢化という大きな課題に直面しているうえに、新型コロナウイルスの影響で地域経済も大ダメージを受けています。その他にも地域コミュニティが希薄になってきていたり、人口減少から空き家が増加したりなど、様々な課題が山積しています。
多くの町民を巻き込みながらまちづくりをし、それぞれがそれぞれにこの町を大切に思い、活動する。そんな環境を作ることができたら、明るく元気な入善町につながっていくのだと私は思っています。
そのためには、どんな施策であれ、行政の独りよがりの施策とならないように、町民を巻き込む方法を考える必要があります。今後も、そういうことを考えながら活動をしていきたいと思っています。